もうすぐ6歳になる娘。
生後2ヶ月からでた乳児湿疹とその後のステロイドとのいたちごっこ期間、さらにはステロイド以外の方法でライフスタイルもろとも改善する2年の期間を経て、現在娘は全く湿疹の出ない肌へと変わりました。
小学校入学前に改善していきたいという思いがあったので、親としては胸をなでおろしているところです。
最近は、脱ステしてから全く食べていなかったソフトクリームやパフェ、ケーキも食べられるようになって(でも原料に変なものが入っていないだろうと見当のつくお店のものに限定していますが)、よかったね〜と思っているところ。
だって、娘の毎年の誕生日ケーキはパンケーキでしたから(笑)。あとはバナナと甘酒で作る手作りアイスクリームが鉄板。
それでも当時はほとんどパンを食べることがなかったから、娘は大喜びしていたものです。
でも、今年ははじめてケーキを買ってあげられるなぁ!としみじみ。虫歯には注意ですがね。
切羽詰まったママからのメッセージ
娘がアトピーを発症したことと、私が現在行なっている活動は、こちらでも書いてきましたとおり切っても切り離せません。
娘の湿疹に向き合っていく中で、治癒に向かうために色々なインプットをしていました。さらにオーガニックコスメメーカー時代の経験と植物療法の知識を反映した手作りスキンケアについてはアウトプットをインスタで少し。すると、徐々に切羽詰まったママの個別メッセージにが届くようなりました。
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気持ちがわかるのでなるべく簡潔に乳幼児のアトピーのメカニズムと対策を返信していたのですが、乳幼児アトピーって簡単に語れる内容じゃありません。1から語るのは本当に骨が折れることで。
食やスキンケア、オーガニックなどの知識レベルは、個々で非常に差があるもの。1をお話して10わかる人もいれば、1をお話してその半分ぐらいしかわからない人もいます。
また、いくら説明して乳幼児アトピーのメカニズムやケア法を理解してもらっても、それを実行するのは大変なので、そこには「親がどんな生き方をしたいのか?」、「親がどんな子に育てたいのか?」といった動機付けがないと続きません。
私の場合はビワの葉エキスとの出会いがあって、その鎮静力を利用して湿疹をコントロールしながら治癒に向かわせました。
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でも、ビワの葉エキス鎮静作用が高いからって、ビワの葉エキスで治るわけじゃない。こじらせた乳幼児アトピーはそんな簡単なもんじゃない。生活ごと変えていかないと治癒に向かわないのです。
とはいえ、個別メッセージは私の元に定期的に届いています。それほどステロイドを使わずにどうやって湿疹から脱していくのかという情報が少ないのです。(というかない!ですよね。あれば苦労しなかった。私もいろんなセミナーで情報をかき集めて娘の肌の毎日の観察で、治癒への方向性を発見していった感じです)
6年間の乳幼児アトピーの日々を
綴ります
だからまずは、娘の湿疹が一体どう発症してどんな過程をへてステロイドを使わなくなり、最終的に治癒へ向かったか、この6年の記録をまとめたいと思います。
まとめるのはあくまで体験記として。皮膚の仕組み、糖や資質など栄養素の話、添加物などの細かいお話は、乳幼児アトピーを考える上で非常に重要なのですが、文字だけでは無理があります。
ただ、赤裸々には書いていくので、今、お子さんの湿疹で悩んでいる方のヒントになれば幸いです。今、ぱっと思いつく内容はこんな感じ。
1. ワーカーホリックだった妊娠時代
2. 降りてこない、帝王切開出産
3. 2ヶ月:湿疹がではじめる
4. 3ヶ月:ステロイドを処方される
5. 5ヶ月:顔はおさまるもお腹と背中に
6. 6ヶ月:プリックテストで卵と大豆除去
7. 8ヶ月:血液検査で全て陰性
8. 1歳:抗生物質パレードの始まり
9. 2歳:抜け出せないステロイド
10. 3歳:退職、自然療法をはじめる、
11. 3歳3ヶ月:旅行で判明した原因は砂糖か油のどちらか
12. 3歳6ヶ月:漢方皮膚科でモクタール
13. 花粉症ショック
14. 湿疹の原因は過酸化脂質だった!!
15. 外食に苦しむ植物油脂フリー生活のはじまり
16. 試行錯誤のスキンケア
17. どんなに気をつけていてもうっかりはある
18. 真夜中の怒りと懺悔
19. 決定的だったビワの葉エキス
20. ステロイドに伸びそうな手を引っ込めた日々
21. かゆみなしで過ごせた初めてのお正月
22. 突きつけられた娘の親友のアトピー。伴走支援がはじまった
23. 皮膚は排出器官である。皮膚は内臓の鏡である。
23話か。。。道のり長いな。
でも、待ってくれている方々がいるのでなるべく一気に書きあげようと思います!