ミトコンドリア

免疫力アップのかなめにミトコンドリアあり

まだまだ続きます。免疫力アップ投稿。今日は6投め。

前回まで、下記を掘り下げて書いていきました。

【免疫力アップのための指針】
(1)免疫システムの司令塔となる
「自律神系」をととのえる
(2)免疫システムを働かせるエネルギーを
残すために「ストレス」を減らす
(3)免疫抑制に作用する「医薬品」を手放す

ととのえる、減らす、手放す。

今まで書いてきた免疫力アップの行い方はどれも断捨離系のものばかり。

世間では「●●食べましょう」とか「運動しましょう」とか、何か新しいことを始めることから提案する免疫アップ法の方が俄然多いと思います。

でも、新しいことを始めようと思っても、その新しいことをするエネルギーがなければ続かない。そういうわけで、「減らす」ことから書きました。(ハーブやアロマに関しては先に書いちゃいましたが)

減らして自分のもつエネルギーに余力がでてくれば、免疫に使えるエネルギーも増えてくる。さらには、エネルギーを増やすための活動(運動や食事に気を遣う余裕など)に使うエネルギーも湧いてきます。

さて今日は、ようやく、いかに「自分のエネルギーを増やすか?」について書きたいと思います。

エネルギーの発電所
「ミトコンドリア」

あなたの平熱はどのくらいですか?

理想的な体温は36.5〜37.1度だそうです。私は36.6〜36.7度ぐらいなのでギリギリセーフ。。。

もともとずっと36.2度だったのですが、白砂糖をやめ玄米や雑穀米の回数を増やすなど食事に気をつけていたら期せずして半年で体温が上がっていました。

 

体温計

 

よく知られているとおり、免疫細胞は体温が高いほど活性化します。体温が高いほど血行がよくなり、免疫細胞が早く異物を発見できたり、仲間を呼べたりするから。(だから免疫細胞と異物との戦いが激しいほど高熱が出ますね)

体温の高低は何で決まるかというと、私たちの細胞内にいるミトコンドリア

ミトコンドリアとは?
人体の最小構成単位は細胞で、私たちは約37兆個の細胞により構成されています。ミトコンドリアはそれらの細胞内に存在し、酸素とブドウ糖を元にATPというエネルギーを生産します。1細胞あたり、100〜2000個程度のミトコンドリアが存在すると言われています。

 

ミトコンドリアはエネルギーの製造工場。だからミトコンドリアの数や活性度によって作り出せるエネルギー量が決まり、それが体温に比例します。

冷えの強い人や低体温の人は、ミトコンドリアの数が少ないか、数はあるけれども活性させる条件がそろっていないかのどちらか。(あるいは両方)

言い換えると、作り出せるエネルギーを増やし、免疫に使うことのできるエネルギーを増やしたいならば、ミトコンドリアの量を増やし、活性化させればよいのです。

ミトコンドリア

ミトコンドリアの数を増やすには?

ミトコンドリア数を増やすために必要なことは運動!

温かいものを食べるとか、お風呂に入るとか、もちろん大事なのですが対処療法なんですよね。自ら熱を発するには運動でミトコンドリア量を増やす必要がある。

でも、ジムに行ってガンガン鍛えて…なんてことをやる必要はありません。

ミトコンドリアが増える運動とは、軽い負荷の運動を継続的に行うことと研究でもわかっています。

だから下記のような運動をいかに日常生活に入れて継続できるかが肝。

●歩くときは早歩き
●階段を使う
●歯磨きのついでにかかと上げ
●スクワット
●姿勢を保つ(背中の筋肉を鍛える)
●余力があれば軽いジョキング

何かひとつだけでもいいので、無理なく生活に組み込むかがポイントだと思います。

私もこの自粛生活でホットヨガに通えなくなったので、朝のジョギングと寝る前のスクワットをスタート。この新緑のなか、朝の太陽を浴びてジョギングすることはホントに気持ちがいいです。

ジョギング

公園ランニング

 

ただ、エネルギー不足(漢方でいうところの気虚状態)で軽いジョギングやスクワットがしんどい人もいらっしゃいます。そんな方は無理せずゆっくり休み、エネルギーを少しでも回復させるというもの手。

エネルギーが今どれだけあるかって、体質とこれまでのライフスタイルによるもので、本当に人それぞれだから人の真似をせず自分ができることをするのが大切だと思います。

ちなみに、運動以外にミトコンドリアを増やす方法と言えば「断食」(もしくは空腹を感じること)。エネルギー不足になることで、身体が危機を感じミトコンドリアを増やそうとするようです。

ミトコンドリアを
活性化させるには?

では、定期的に運動しているのに体温が低め(エネルギー生産が低め)な場合はどうでしょうか?

ミトコンドリアでエネルギーが生産されるために必要な材料は、「酸素」「糖」「活性型甲状腺ホルモン(T3)」。ですのでミトコンドリアは多数あってもこれらのどれかが足りないか、もしくはあってもうまく使われていない場合は、エネルギー生産が非効率になります。

●ストレス状態が続き、交換神経優位となり、酸欠になっていないか?
●適度な量の糖質を摂取しているか?
(過度なダイエットや糖質制限を行なっていないか?)
●適度な量の糖質を摂取していても、その糖質はきちんと代謝されているか?
(糖質代謝の阻害要因する過酸化脂質が体内に多すぎないか?)

 

上記をふりかえり、

(1)ストレスフルになった場合は深呼吸

(2)外食や加工食品を減らして脂質の過剰摂取を避ける

ことがポイント。

特に今のお菓子や加工食品、コンビニのお弁当には必ずと言っていいほど植物油脂が入っているので、よっぽど気をつけないと体内で過酸化脂質が大量発生してしまいます。(ちなみに過酸化脂質と糖質代謝の関係性はすごく大事な一方、説明が細かくなり過ぎるので省略します。。。)

結局、エネルギー生産の大元のミトコンドリアを意識した生活とは、持続的な有酸素運動を生活に取り入れ、ストレスフルになったら深呼吸し、自炊をすることというオチ。

健康や健康の上に乗ってくる美容って、特別なことでなく地味な持続的なことなんだなとつくづく思います。

でも、こんなヘルシーライフを送ることってすごく難しい人が多いのも事実。

経済的な問題に直面していると思考も時間もそれ一色になるし、育児中は子どものご飯作ってお世話して全く自分の時間をとれなかったりする。

そんな時はもうヘルシーライフを諦めて、またタイミングが来た時に実践すればよいのだと思います。

私も娘が年長になったから夫に朝の支度を託し朝のジョギングができるようになったけど、今までは全くそんな余裕はなかったですね。

健康に気をつけるには、ある種の余裕がいるということもまた事実なのだと思います。

それでは!

by PHYTO REMEDY フィトレメディ 溝渕史乃

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