先週末のNHKスペシャル「新型コロナウイルス瀬戸際の攻防~感染拡大阻止最前線からの報告」、観ましたか?

新型コロナウイルスに対応するため、東京・霞ヶ関の厚生労働省内につくられた、感染症の専門家チーム「クラスター対策班」。今でている対策の論拠が垣間みえて、「会う人は8割減にする」ことの意味を実感しました。

ほとんど寝る間もなく対応に当たっている方達が日に日にげっそりしてきているのがテレビごしでもわかって、「カップ麺でなく、せめておにぎりを食べてほしい!」と心から思いましたけど(涙)

今行っている外出自粛は、相応の意味がある。引き続き行うとして、考えたいのはここ1年ぐらい(もしくはもっとかかるかもしれないけれど)の「withコロナ」と、以降の「afterコロナ」のライフスタイルですよね。

制限の中で自分なりの
ウェルビーイングを考える

●いつも多忙だったところが自宅勤務になり、時間ができほっとしている人
●目の前のピンチをどう片付けるか頭を悩ませている人
●子どもがずっと家にいて逆に家のことをたくさんしなければならずお疲れ気味の人

withコロナ真っ最中ですが、状況は本当に人それぞれかと思います。

私といえば、週に1〜2回通ってるホットヨガがお休みになって、肩がガッチガッチに。週末のキャンプにも行けてなくて、太陽を浴びていないこともあり、気がつけばエネルギーが巡らず身体が重くて不調。

なので昨日は近くのお花いっぱいの公園までウォーキングをしてきました。昼間にウォーキングは在宅ワーク4年目にして初めて。

公園

通勤もない、ヨガにも行けない、週末の外出もはばかられる、そうなるといかに日光にあたり身体を動かす時間を確保しておくかというのは心身をすこやかに保つにはめちゃ重要。

太陽にあたると皮膚でビタミンDが合成される。ビタミンDは食べ物からのカルシウムの吸収を促し、血液中のカルシウム濃度を一定の濃度に保つ。

逆に不足すると、血中カルシウム濃度を維持するために副甲状腺ホルモンが増え、骨からカルシウムを放出してカルシウム濃度を維持する。つまり骨がもろくなる。女性は特に要注意です。

今、コロナを気にして車を使うケースが多いけど、「ビタミンDの生成」「エネルギーと血液を巡らす」という意味で、人混みは避けつつ日光に当たり、歩く時間を15分でも持っておくことはすごく大事だと思う。

・朝ヨガ
・ベランダで「手のひらを太陽に」
・アロマをたく
・お風呂でエプソムソルト
・夜のストレッチ

なんでもいい。とにかく何かしら自分でできることを。

「現状把握しなくては」とテレビのニュースを毎日観て、自分でも気づかないうちにのまれていませんか?(私はそうなっていました。。。)

知らぬ間に疲れている、知らぬ間に気落ちしている。

withコロナはそこそこ長く続くから、この「知らぬ間不調」を意図的に避けるよう、制限の中で自分なりのウェルビーイングを構築しておく必要があると痛感しております。

自分の感覚をいつでも持っておくために。

アフターコロナも見据えておく

連日、医療崩壊や自粛と給付などのニュースが飛び交ってます。不穏な空気は流れるけれど、だからってみんなで不安になる必要はありません。

コロナは自然発生的に生まれたのか、それともばら撒かれたのか。それも気になるところですが、どっちにしろ現実は変わらない。大切なのは

●今をしのぐこと
●アフターコロナ時代はもう以前の世界ではないことを受け入れること
●それを見据えて自分の心の中にある小さな情熱を燃やし続けること

この3つだと思います。

「サピエンス全史」で有名な世界的歴史学者・哲学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏がこんなことを言ってました。

この嵐もやがて去り、人類は苦境を乗り切り、ほとんどの人が生き永らえる――だが、私たちは今とは違う世界に身を置くことになるだろう。今後、多くの短期的な緊急措置が生活の一部になる。

今後、もしかしたら個人情報である生体認証を自分以外の公なる機関に利用されても仕方ないという風潮や「ワクチンさえあればコロナは大丈夫」という風潮が強まるかもしれない。

でも、ワクチンを打てば、慢性的にコロナウイルスと抗体が体内にいることになり、それに対応するエネルギーをずっととられることになります。ということは自分の免疫にかけられるエネルギーは下がりますからね。

ワクチン

ワクチンと自分の免疫力は矛盾するんですよね。持病がある高齢者など必要な人もいるけど、免疫がそもそも高い人は必要じゃない。人それぞれ身体の状況は違います。

一方、そんな圧力が強くなりつつも、今回の自粛を機に

ヒエラルキー構造の「企業社会」から、
個々が自立しつながる「ネットワーク社会」へ

シフトしていくことも感じます。ZOOMがあっという間に普及したほど簡単にはいかないだろうけど、少しづつ。

今まで効率的だった「都市過密」。それもリスクとなり、今後は地方創生が大いに盛り上がる可能性もある。ライフスタイルはどんどん変わっていく。

今できることは、心の中の小さな
情熱を燃やし続けておくこと

ではそんな中で個人として何をしておくか。

既存の「ムラ社会」というつながりのみならず、ネットを介してもっと多方面でつながる「ネットワーク社会」。そのためには自分が何者かという個人をわかりやすく打ち出す必要がある。自分が好きなもの、のめり込んでいるもの、何でもいいんだけど自分らしいもの、自分の情熱。

情熱を「何となく不安」という冷気で小さくさせられるのはナンセンス。それぞれにやることがあるのだと思います。

コツコツと心の中の小さな情熱を燃やして広げる。

ということで。

すごく抽象的になってしまったけれど、私の場合はこの『PHYTOREMEDY』をコツコツと仕上げ、広めていくということです。明日からはもっと具体的な話。「免疫力を高めるのは?」ということを掘り下げていこうと思います。

それでは!

 

by PHYTO REMEDY フィトレメディ 溝渕史乃